先輩インタビュー

　幼いころからおばあちゃん子で、お年寄りと接するのが大好きでした。人のお世話をする仕事に就きたいと思っていたので、保育士や看護師とともに、介護士も志望する業種のひとつになりました。その後、前々から興味のあった介護の世界で頑張ってみようという気持ちが固まり、この世界に入りました。
　芦沼会を志したのは、近所にあしぬま荘を利用している方がいて、よく車を見かけていたことがきっかけ。馴染みがあり、身近に感じていたので、安心して入職することができました。

　利用者様のケアプランに沿って順調にサポートできたとき。また利用者様の「リハビリやレクリエーションへの参加を増やす」など、その都度自分自身で掲げた目標に少しでも近づけたとき、大きなやりがいを感じます。その際は、どのように考えて行動してきたか、自分の仕事を振り返り、成功体験がきちんと身につくよう工夫しています。
　特別養護老人ホームなので、利用者様の人生の最期までお手伝いさせていただくこともあります。看取りのときは、神聖な気持ちになると同時に、何にも代え難い経験と学びを得るような思いです。

　今はまだ先輩に頼ってばかりなので、早く一人立ちすることが目標です。そのためにも、常に利用者様にとって何が必要なのかを考え、小さな気づきを大切にして、自発的に行動できるよう心がけたいと思っています。具体的には、利用者様のリハビリやレクリエーションといった活動への参加を促し、利用者様それぞれの身体機能をできるだけ維持できるようお手伝いできたらと考えています。
　後輩も少しずつ増えてきた今、自分が先輩からしてもらったことを今度は後輩に与えながら、頼りにされる存在になることが目標です。